オリジナル卒団記念品
2022年01月05日
クラブチームや部活動に打ち込む人には必ず訪れる、卒団や引退。 そして卒団・引退をする人に、後輩や保護者、チームメイトから贈るアイテムが「卒団記念品」。 卒団記念
ブログ
2015年11月23日
「ピーピピピー」「ピーピピピー」 いつもより早い朝にタイマーをセットしていた。 (そうだ、今日は活動の日だ…) 眠たい目を擦りながらシャワーを浴び、さっと髪を乾かし、青いTシャツを着る。 時計を見ると6時ちょうど。そろそろ出発の時間だ。 すると、物音が聞こえる。 「ロイヤルブルーレンジャー頑張ってね。」 (そうだ、僕はロイヤルブルーレンジャー。隊員のうち、唯一”ロイヤル”が付くヒーローだ。) そう思い返して、妻に見送られながら家を出た。 いつもより空気が澄んでいる。 少し特別な気がするのはそれだけではない。 僕のこの上着の下にはいつもと違う青いTシャツが、今か今かと戦闘態勢に入っている。 何駅か電車を乗り継ぎ、難波駅についた。 普段は夜に賑わいを見せるこの街も、嵐が通り抜けたような静けさを醸し出している。 すると遠くに赤いTシャツを着た男を発見した。 そうだ。我々Tシャツ戦隊プリントレンジャーのリーダー。レッドだ! レッドと合流して、決戦の地「戎橋」に近づいた! 「あぁなんて事だ!」 平日朝の戎橋の上はゴミで散乱していた、、、 ポテトの入れ物、タバコの吸い殻、空き缶や空き瓶などがいたる所に落ちている。 普段は人が多いため、足下に目がいく事がなかったせいか、 そこにグリーン、イエロー、ピンク色のTシャツを着た3人が現れた。 そして11月6日ヒーローの日として僕らの企画するプレイベントが始まった! 【クリーンランin道頓堀】 右手には軍手をつけ、左手にはゴミ袋を持つ。 はじめての場所でのゴミ拾い。 何か新鮮だった… ただただ通り過ぎてゆく人もいれば、僕らのこの格好を見て反応している人もいる。 そんな中すぐに時間はたち、あっという間にゴミが無くなった。 これぞ仲間の力。 そういえば、最近特撮モノの雑誌を読んだのだが、 それまでヒーローは1人しかいなかったらしいが、それをゴレンジャーは変えた。 ヒーロー5人で1人の敵を倒すことに批判的な意見も多かったらしいが、 それを体感した場面だった。 大阪の名所でもある戎橋。 Tシャツ作成トミーズから生まれたヒーローの5人はこれで団結した。 もう1つのヒーローの日である1月16日(土)は50人・50色のヒーローによるクリーンランだ。 5人では敵わない相手でも50人いれば倒せるかもしれない。
朝5時30分、スマートフォンの目覚ましが鳴る。
さすがにこの1枚では寒いだろうと思い、その上から上着を着る。
僕はいつものリュックサックを背負った。
パジャマ姿の妻が起きてきた。
いつもより電車が空いている。
その男の背中には「Tシャツ戦隊プリントレンジャー」と大きくプリントされている。
(恐らく一番のりにこの地に着いたのであろう。)
(これが現実なのか…)
この橋の上がこんなに汚れているなんて、正直驚きだった。
遠い所からみんな頑張って来てくれた。嬉しかった。
はじめての仲間でゴミ拾い。
これも1人ではこんなに簡単にゴミ拾いはできなかったであろう。
これぞTシャツ戦隊プリントレンジャーの力である。
特撮モノの初めてのヒーローは「ゴレンジャー」だったそうだ。
1人では敵わない相手でも5人で協力すれば倒せるといったコンセプトが受け入れられたらしい。
グリコ前でポーズを取って写真を撮った。