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コラム
2019年05月06日
普段使いの主婦の方から、子供の調理実習や飲食店などのキッチンやホールでの使用など、エプロンは私たちの身近なところで使用されています。いろいろなシチュエーションで使用される機会が多いことから、市販品にはシンプルなデザインのものが多くあり、子供用の可愛らしいものや飲食店等で特徴を出すタイプのものは少ない傾向にあります。 オリジナルエプロンを作成するには当然コストがかかります。エプロン自体の素材や大きさ、デザインやポケットなどの付属の部分も入れると価格は幅広くなります。この部分は実際に使用するシチュエーションに合わせて選ぶことになります。また、生地が多く使われれば基本的には高くなりますが、一般的によく出るデザインがあるので、そういったものであれば比較的安く作ることが可能です。 エプロンは衣類への汚れ防止だけでなく、キッチンに立つ人にとって防炎の効果があるものもあります。また、着用することでお客さまに清潔感を印象付けることもできます。飲食店では店名を入れたりお店のポリシーや信条を入れれば、食事以外の面でお客さまに訴えかけ、オリジナリティを前面に打ち出せます。また、飲食店以外でもセール期間中や年末年始の節目などでオリジナルデザインのものを身につけることで、働いている人自体を広告とすることが可能になります。オリジナルエプロンの作成方法
そういった場合には、エプロンにオリジナルプリントを行うことで独自のものを作成することができます。昔はデザインを入れてオリジナルを作ろうとすると、まずは業者を探すのが大変で、ロット数も多くコストがかかりすぎるという点が問題でした。今はインターネットの普及でそういった業者も比較的探しやすく、オリジナルデザインを入れたエプロンの作成は比較的お手軽にできるようになりました。オリジナルのものを作成して他に無いオリジナリティでアピールするのは非常に効果的です。依頼の方法はある程度ショップの方で大枠が決められています。ガイドラインにそっていくとそれほど迷わずに進められます。デザインのサンプルやもともと決まったものもあるので、詳しくなくても作成できる環境が整っています。もちろん、こだわり派の方でも満足できるようになっており、データを投稿することで完全オリジナルのエプロンを作成することも可能です。前面のみや前面背面両方など、細かく設定できるのもポイントです。
ベースとなるカラーをうまく使うことで単色でも効果的にアピールできるデザインも作れます。また、使用する環境で生地の厚みや素材、形などを考えなくてはならないですが、こちらも掲載されている中から選べるため安心です。キッチンのホールやソムリエ用の清潔感のある素材から、酒屋さんや八百屋さん用のデニム生地のものまで多岐にわたります。オリジナルエプロンにかかる料金
作成の際にベースとなるエプロンは、だいたい1,000円からのスタートになっています。そこにプリントを入れてオリジナルを作成するという流れになるのですが、料金に関係してくるのは、やはり数量とプリントする際に何色使うかという点になります。当然数量が多いほど一枚当たりの単価が安くなり、数量が少ないほど高くなります。これは版といって版画の様にデザインを起こす型枠を作成する必要があるため、この型代というのが少なくても多くてもかかってきてしまうからです。例えば、10,000円の型代がかかる場合、注文が一枚であれば1,000円のエプロン代に型代10,000円がかかるのに対し、100枚作るのであれば一枚当たりがエプロン代1,000円と100円の版代という計算になります。
カラーに関しては1カ所に何色使うかによって料金が変わってきます。1色なら型が1つ、4色なら4型必要になりますので、価格が上がってきます。ただし、料金の計算の仕方は業者によって異なりますので、オリジナルエプロンを作成している業者のサイトで確認しましょう。オリジナルエプロン作成の豆知識
自店で営業している方以外にも、他店へ納品することが多い会社もオリジナルエプロンによって、どこの会社の人か一目で分かりやすいです。そのため、納品先に自社のことを早く覚えてもらえるといったメリットがあります。コスト的にもジャンパー等のアウターへのプリントよりも比較的安価に作れることや、季節を問わず着用することができるので、季節により何種類も作る必要が無いという点もメリットになります。サイズもだいたいフリーサイズが多いため、その都度使用する人のサイズを確認して人数分発注しなければならないといったことが無く、数もまとめやすいので発注の際に手間がかかりません。ネットでオリジナルエプロンを作成する時に注意するべき点として、素材や形状が腰下だけなのかフルサイズなのかという点は分かりやすいのですが、バックスタイルの形状や紐を通すところ、紐の太さを意外と見落としがちになります。十分に確認することが大切です。